<四川大地震>マグニチュード5以上の余震、2か月は継続=専門家が指摘―中国

Record China    2008年5月24日(土) 13時26分

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22日、中国地震台網センターは、震源付近で過去に発生した大地震を分析した結果、今後2か月にわたりマグニチュード5以上の余震が続く可能性があると指摘した。写真は21日、M4.5の余震が発生した青川県。

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2008年5月22日、中国地震台網センター(CENC)は、大地震の震源付近にある「南北地震帯」と呼ばれる地震多発地帯で過去に発生した大地震の統計を分析した結果、今後約2か月にわたり[シ文]川(ぶんせん)県でマグニチュード5以上の余震が続く可能性があることを指摘した。中国新聞社が伝えた。

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12日にマグニチュード8の地震が発生した後、現地の地質や中国大陸で過去に発生した地震の資料に基づき現在までの余震発生の時間分布を分析した結果、今回の地震発生の形態は「主震−余震」型であることが判明し、余震は最大でマグニチュード6−7に達することが予測されるという。また、過去の例から、大規模な地震発生後9日目前後に強い余震が発生する危険性が高いことが分かった。

四川省地震局は19日に余震に関する予報を発表、19−20日にかけてマグニチュード5.4と5の余震が発生した。予報期限はすでに経過したが余震はいまなお続いており、この間に見られた余震活動は今後さらに強度を増すとみられるという。

(翻訳・編集/汪葉月)

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