BRICS共同制作映画「Where has time gone?」 二人っ子政策に焦点

人民網日本語版    2017年10月18日(水) 14時30分

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新興5カ国(BRICS)が共同制作した映画「Where has time gone?」が19日より中国で上映をスタートする。

新興5カ国(BRICS)が共同制作した映画「Where has time gone?」が19日より中国で上映をスタートする。同映画は中国の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督が総監督を務め、BRICS5カ国の監督が「Where has time gone?」をテーマにそれぞれノンフィクション短編映画を制作し、1つの長編映画に仕上げた。人民日報が伝えた。

16日に北京市内で行われた記者会見で賈樟柯監督は、同映画を構成する5つのショートストーリーについて、「ブラジルの『震える大地』は、災害で崩壊した地域で復興の道を手探りしていくストーリー。インドの『ボンベイ迷霧』は、1人の孤児と心を通わせ、忘れかけていた喜びを取り戻す主人公のヒューマンドラマ。ロシアの『呼吸』は山奥に隠居している夫婦のすれ違いと絆の物語。中国の『逢春』は二人っ子政策にスポットを当てており、ある古都に暮らす夫婦の第二子出産を巡る葛藤が描かれている。南アフリカの『再生』は、未来人が人としての暖かさを探求するストーリーとなっている」と紹介した。

また賈樟柯監督は、「今回の制作を通して、更に自信を得ることができた。中国の映画市場は成長を続けており、現在は海外進出の可能性も広がっている。国際映画祭などのイベントでしか上映されなかった中国映画が今では海外との共同制作映画を企画するようになり、中国映画が徐々に世界の舞台へと歩みだしている。西洋も中国映画に期待を持ち始めていることがわかる」と語った。(編集TK)

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