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まるで仏様が現れ出たかのような「雲海佛光」の現象。
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2006年8月13日早朝、江西(こうせい)省武功山(ウークンサン)の山頂である金頂(ジンディン)に、「雲海佛光」が現れた。仏様の形をした影が虹の後光をまとい現れ出たような姿に、訪れた観光客は驚きを隠せない面持ちだった。雲海佛光はいわゆる「ブロッケン現象」のことで、光が雲や霧に散乱し、見ている人の影の周りに虹色の光輪となって現われる現象だ。後光を背負った仏像(阿弥陀如来)と似た形状から、仏様が出現してお迎えに来た様として、わが国では「御来迎(ごらいごう)」とも呼ばれる。非常に珍しい自然現象で、しかも今回30分の長時間続いた。
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