人民網日本語版 2017年10月14日(土) 5時50分
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米アラバマ大学の最新研究成果から、毎日1本のバナナ、または一かけらのバターを摂取することで、心臓病と脳卒中の発生を予防する効果があることが明らかになった。新華社が報じた。
動脈硬化が進むことで、心臓病や脳卒中を発症するリスクが高まることは、以前の研究から分かっていた。アラバマ大学の研究チームは、高脂肪食を摂取することで心臓病に罹患するリスクが高まるかどうかというマウス実験を行った。マウスを3つのグループに分け、それぞれにカリウム含有量が高い・中程度・低い餌を与えた。その結果、血管の弾力性は低カリウム食を食べたマウスが最も低く、高カリウム食を食べたマウスが最も優良で、動脈硬化の状態にも改善がみられた。
同研究の報告は、米科学雑誌「JCI Insight」上に掲載された。研究チームは、「カリウムは、血管の弾力性の維持を効果的に助けている」との結論に達した。つまり、カリウムを多く含む食べ物を適宜摂取することは、血管の弾力性を維持し、動脈硬化を予防することに効果的であるといえる。(編集KM)
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