ガラス桟道にヒビ!リアルな特殊効果に思わず座り込む観光客

人民網日本語版    2017年10月13日(金) 11時20分

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国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間中、河北省邯鄲市にある東太行景勝地を訪れた観光客が、ガラス桟道が割れたように見える特殊効果に驚く様子を収めた動画がネット上で話題となっている。

国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間中、河北省邯鄲市にある東太行景勝地を訪れた観光客が、ガラス桟道が割れたように見える特殊効果に驚く様子を収めた動画がネット上で話題となっている。その動画には、白いキャップをかぶり、青いガイド用の手旗を持った中年男性がガラス桟道を歩いていると、足を乗せた箇所に突然ヒビが入った。驚いたその男性は悲鳴を上げ、桟道の上にへたりこんでしまった。しかし同時に、男性の左側からはピンクのバッグを背負った観光客が平然と通り過ぎていった。目ざといネットユーザーは、この桟道の手前に赤いじゅうたんが敷かれており、ここが特殊効果のあるエリアであることを示していることに気付いた。重慶晨報が伝えた。

ネットユーザーはそのことをからかうと同時に、特殊効果のあるガラス桟道の安全性に対する懸念も指摘。動画の中年男性の反応を見て、ネットユーザーたちは、「観光客が驚いて、柵を飛び越えてしまう可能性もあるのでは?」、「この特殊効果はあまりによくできていて、本当にガラス桟道が割れても観光客が気付かなかったらどうするのだろうか?」というコメントを寄せている。

これについて、同景勝地のスタッフは9日午前、「この特殊効果があるエリアに入る手前に案内表示を立てており、心臓疾患や高血圧など持病のある観光客は入らないように注意を促している。そのほか、当景勝地は毎日、専門の検査・修理作業員にガラス桟道のチェックを行わせており、本当にガラスにヒビが入っていた場合、すぐに封鎖してそのガラスの交換を行い、安全性の検査を行った後に再び一般開放する」と説明した。

同景勝地は河北省邯鄲市武安市内に位置し、太行山の東麓として有名だ。総面積は26平方キロメートルで、最高標高は1428メートル。ガラス桟道は標高1180メートルの龍頭崖に建設されており、全長は266メートル、幅は2メートル。山を取り囲むように建設され、足元からは深い谷底が見える。その桟道の最終地点に差しかかると、何枚かの「割れたように見せるガラス」部分の人感センサーが作動し、人が通ったガラスの部分が割れる映像が流れ、さらにはその映像に合わせて「バリバリ」とガラスが割れる効果音もあり、ガラスが割れる状況がよりリアルに再現されている。(提供/人民網日本語版・編集YK)

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