害虫被害で電信柱のようなヤシの木が増加―海南省

Record China    2006年8月13日(日) 15時6分

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葉がすべて食い尽くされ、丸裸になったヤシの幹が見られる。

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2006年8月12日、海南(かいなん)省国営三江(サンジャン)農場で奇妙な光景が見られる。ここのヤシの木は、普通なら青々と生い茂るはずの葉を持たず、まるで電柱のように突っ立っているのだ。この地域は現在、キムネクロナガハムシの深刻な被害を受けている。外来害虫とされるこのキムネクロナガハムシは、ヤシの木に生息して新葉を食い荒らす習性があり、この虫がついた椰子の木は幹だけが残ることとなる。海南省ではすでに、1万5333k?という広面積に生える317万株の椰子の木にキムネクロナガハムシが寄生しているという報告があり、林業部門では大規模なキムネクロナガハムシ撲滅作戦を展開している。

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