2017年10月6日、韓国の男性グループWanna Oneが台北市でファンミーティングを開催。台湾人メンバーの頼冠霖（ライ・グァンリン）にとって、初めての故郷でのお披露目となった。聯合報が伝えた。

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11人組のWanna Oneは、韓国の人気オーディション番組「PRODUCE 101」から誕生し、今夏デビューしたばかりのグループ。新しい韓流アイドルグループの中で「最強」と紹介される彼らだが、すでに中華圏でも人気沸騰。このほど香港に上陸したのち、6日には台北市内の台湾大学体育館でもファンミーティングを開催した。

最年少メンバーで16歳の頼冠霖は、グループの中で唯一の台湾人。この日のファンミーティングは、デビュー以来初めての故郷での晴れ舞台となった。16年春に練習生として韓国へ渡った頼冠霖だが、「あの時は練習生を何年やったらデビューできるのだろうと思っていた。今は本当にうれしい」と笑顔で語っている。このほど台湾のネット調査サイト「DailyView網路温度計」が公開したWanna Oneの人気ランキングでは、やはり台湾人の頼冠霖が第1位に選ばれている。

6〜7日の2日間にわたって開催されるWanna Oneのファンミーティングだが、チケットの売り上げは2600万台湾ドル（約9640万円）で、俳優コン・ユを抜き、今年台湾に来た韓流タレントの中ではトップ。最も高額なもので1枚につき5680台湾ドル（約2万1000円）のチケットが、3万台湾ドル（約11万円）で取り引きされ、その人気ぶりを示している。（翻訳・編集/Mathilda）