<四川大地震>一部被災地で大学入試延期

Record China    2008年5月20日(火) 6時44分

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18日、四川省政府は、地震により特に大きな被害を受けた省内の一部地区で大学入試を延期することを決定した。また、災害孤児に対しては、大学の学費免除などの措置がとられる。写真は地震後、四川省南充市内の学校。

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2008年5月18日、中国教育部によると、四川省政府は、四川省[シ文]川(ぶんせん)県で発生した地震により、受験生の安全と利益を保証するため、省内の特に大きな被害を受けた地域で大学入学試験「高考」を延期することを決定した。また、試験に合格した災害孤児に対して学費免除、生活費の支給などの措置が採られるという。新華社が伝えた。

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入試が延期されるのは、成都市、徳陽市、綿陽市、広元市、雅安市、アバ・チベット族チャン族自治州など6つの被災地区の中で、特に被害が大きかった40の地域。その他の地域では予定通り入試が行われる。教育部門は被災地の受験生の補習と生活条件の確保に尽力し、受験生が無事に入試に参加できるよう保証するという。

入試に合格した災害孤児は、学費を免除し、生活費を支給、不合格であった災害孤児には無料で中等職業学校への進学、職業訓練の機会を設けるなどの措置をとる。また、試験前には、受験生に対するカウンセリングなどを行い、心のケアに当たるという。(翻訳・編集/山口)

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