2017年10月4日、香港の俳優イーキン・チェン（鄭伊健）の50歳を祝うパーティーがこのほど香港で行われ、世界各地から約300人のファンが集まった。東網が伝えた。

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1990年代に大ブームを巻き起こしたバイオレンスアクション映画「欲望の街 古惑仔」シリーズで一世を風靡（ふうび）。当時の香港映画ブームに乗って日本でも注目され、人気を集めた。今年でデビュー30年となったイーキン・チェンは今月4日に50歳の誕生日を迎えるが、このほど香港でバースデーイベントを開催した。

この日のパーティーでイーキン・チェンは、高校生に戻って制服姿で登場。やって来たファンも呼び掛けに応じ、マンガやアニメキャラのコスプレ姿で集まった。「美少女戦士セーラームーン」「オバケのQ太郎」や「超時空要塞マクロス」といった日本のアニメの登場人物から、香港の人気マンガ「中華英雄」など、会場では思い思いの華やかな格好が見られた。

パーティーには香港や中国だけでなく、日本や東南アジアなど各国からファンがやって来たほか、イーキン・チェンと親交の深いボーカルユニットのグラスホッパー（草[虫孟]）の3人がサプライズゲストとして登場。ステージ上では過去の懐かしいヒットナンバーを披露したイーキン・チェンだが、ファンの大合唱にも感極まったのか、思わず涙を見せる場面もあった。

誕生日に当たっての願いについてイーキン・チェンは、「みんなに喜びを伝えられたらいい。それを一人一人が伝えていってほしい」とシンプルに語っている。（翻訳・編集/Mathilda）