米テスラ、世界最大の豪蓄電設備にパナソニックではなくサムスンのバッテリー採用=韓国ネットは好意的な反応

Record China    2017年10月1日(日) 17時50分

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30日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズが、オーストラリアのエネルギー貯蔵システムに、EV用バッテリーで長年のパートナーとして歩んできたパナソニックではなくサムスンSDIのバッテリーを採用することになった。資料写真。

2017年9月30日、韓国・聯合ニュースによると、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズが、オーストラリアのエネルギー貯蔵システムに、EV用バッテリーで長年のパートナーとして歩んできたパナソニックではなくサムスンSDIのバッテリーを採用することになった。

このエネルギー貯蔵システムは、オーストラリアの風力発電所で生産した電気を保存して、電力使用量が多い時間に供給する役割をする。南オーストラリア州政府が、昨年台風で送電網が破壊され大規模な停電を経験した後、再発防止のために今年7月、テスラ・モーターズと100メガワット規模の貯蔵設備を納入する契約を行った。

テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は今年3月「(エネルギー貯蔵システムの)契約書にサインしてから100日以内に設置して稼働させる」とし、失敗した場合、無料で電気を提供すると述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「SDIにとっては、干ばつ中の恵みの雨って感じだな」「連休(秋夕、10月4日、旧暦の8月15日で、祖先の祭祀や墓参などの行事を含め最大10連休にもなる)明けが大忙しだな」「サムスンに新たな突破口が開けた」「いいぞ、サムスンSDI」「頑張れ!」など、今回の受注に好意的な意見が多く寄せられた。

また、「自動車用バッテリーではパナソニック製を使っているのに、何かあったのか」と、パナソニックとの関係について疑問の声もみられた。

その他に、「イーロン・マスクってまだ47歳だよな。すごいな」「韓国はサムスンだけが頼り」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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