中国のキャットフード市場、2022年には日本を越える見込み=「金があるなら貧しい人に…」―中国ネット

Record China    2018年6月1日(金) 7時30分

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30日、観察者網は、中国のキャットフード市場が日本を越えて2022年には18億ドルに達する見込みだと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はネコ。

2018年5月30日、観察者網は、「『ネコノミクス』と呼ばれるネコ関連の経済効果が日本だけでなくアジアにも広がり、中国のキャットフード市場規模は2022年に日本を超えると予測されている」と伝えた。

記事は、英調査会社ユーロモニターによる調査結果を紹介。中国のキャットフード消費が2022年には18億ドル(約2000億円)に達し、市場規模が日本を上回ると予測された。中国の大手ネットショッピングサイト・淘宝(タオバオ)は、2017年のネコ関連の売り上げが計84億元(約1428億円)に達したことを明らかにしたという。

2016年の中国青年報の報道によると、国家統計局の統計では、中国のペットのネコ数は世界第2位で5810万匹となった。1位は米国の8060万匹だった。また、2017年中国ペット業界白書によると、今年中に全国のペットのネコの数は8746万匹に達する見込みで、市場規模は1430億元(約2兆2780億円)になる。この数字は、今後3年間でさらに40%増加する見通しだという。

これに対し、中国のネットユーザーから「生活が豊かになったのなら(ネコに費やすより)貧しい人に施した方がいいのに」「昔は、飼いネコは人間の残飯を食べていたのに、なぜキャットフードを買わないといけなくなったのだろう」などのコメントが寄せられた。

また、「日本を超えるのがそんなに大きなことか?日本の人口は1億ちょっとで中国は13億以上なんだぞ」「ネコノミクスはすごいな。ただ衝動でネコを飼ってから、飼えなくなって殺したり捨てたりすることだけはやめてもらいたい」などの意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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