工信部サイトでiPhone Xの詳細明らかに　バッテリーサイズ大幅アップ

アップルは先ごろ、新モデルのスマートフォン「iPhone 8」と10周年記念モデルの「iPhone X」の販売を海外に向けて発表した。iPhone 8は発売時の評判は芳しくなかったため、新たに発売されるiPhone Xに注目が集まっている。iPhone Xはこのほど、中国工業・情報化部（工信部）の電信設備認証センターのサイトに登場した。同サイトで確認されたということは、この新型モデルのスマートフォンの発売が近いということを意味する。人民網が伝えた。

同センターが公表したデータによると、中国版iPhone Xのモデル番号はA1865で海外版と同じ。ディスプレイは5．85インチのサイズで、解像度は1125×2436ピクセル。本体の大きさは幅70．8ミリ、高さ143．3ミリ、厚さ7．7ミリとなっている。

注目すべきは、iPhone Xのバッテリーサイズが2716mAhという点で、このことはアップルの記者会見では説明されていなかった点だ。バッテリーサイズに関して、iPhone 8 の1821mAhよりかなり高く、バッテリー駆動時間も申し分のないレベルであるとみられる。

そのほか、工信部のデータによると、iPhone Xのカラーバリエーションは、「ブラック」、「ホワイト」、「ローズゴールド」の3色あり、データ容量は64GB、128GB、256GBの3種類ある。

アップルが公式サイトで発表した予定によると、iPhone Xは10月27日に予約を開始し、11月3日に正式に発売開始となる。すでに発売されたiPhone 8 と iPhone 8 Plusの評判は芳しくなく、売り上げも振るわなかった。アップルにとって、iPhone Xの評判や売り上げがかなり重要になってくるとみられている。（編集YK）