美術学院に72歳の「新入生」 白髪の農夫の絵画に対する情熱衰えず

人民網日本語版    2017年9月27日(水) 5時0分

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「人生七十古来稀なり」と言われるように、70代にもなると、ゆっくり晩年を楽しむ人がほとんどだ。

「人生七十古来稀なり」と言われるように、70代にもなると、ゆっくり晩年を楽しむ人がほとんどだ。しかし、浙江省嘉興市平湖市に住む顧幼廬さんは72歳のときに、中国美術学院で絵画を学ぶという大きな決断を下した。顧さんはその一生を農村で土と共に生きてきたが、若い頃から美術が好きだったのだという。顧さんは3年前、村人全員の肖像画を描きたいと思い立ったが、描けば描くほど自分の技術の足りなさを実感するに至り、美術学院に受験したいと思うようになったという。浙江在線が伝えた。

中国美術学院では60歳以上の学生の入学を受け入れていなかったが、顧さんの見事な画力と美術に対する熱い思いを受け、何度か交渉を重ねた結果、顧さんは同学院への入学を果たした。授業を受けて1週間後、教師たちは顧さんの絵画の基礎能力を認め、真面目に授業に取り組む態度を大いに賞賛した。顧さんは、「子供たちは全員大人になった。私もついに自分の夢を追いかけられるようになった」と話す。(編集YK)

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