<四川大地震>山間部で10万人が孤立、死傷者数把握できず―四川省彭州市

Record China    2008年5月17日(土) 21時10分

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16日、新華社は四川省彭州市の現地リポートを伝えた。被災人口は40万人を超え、10万人が山間部で孤立しており、死傷者数についてはまったく把握できていない状況だという。写真は彭州市の被災地。

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2008年5月16日、新華社は四川省彭州市の現地リポートを伝えた。被災人口は40万人を超え、いまなお10万人が山間部で孤立しており、死傷者数についてはまったく把握できていない状況だという。

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彭州市は成都市の北部20kmに位置する都市。山間部には多くの郷鎮(村、田舎町)があり、救援作業が遅れていた。土石流や隆起、家屋倒壊により交通が寸断、10万人もの市民が山間部に取り残され、救助隊や救助物資の輸送もままならない状態となっていた。現在交通の回復に伴い、10万人の市民らは荷物を背負い、三々五々に被災地を脱出し始めている。

記者は被害が深刻だった小魚洞鎮羅陽村を取材した。ある村民は廃虚となった自宅からまだ使える物を掘り出していた。話を聞くと同村の村民約1000人のうち10人以上が家屋倒壊により死亡したという。現在正確な統計はないが、今後調査が進むにつれ同市での死傷者数は大きく膨れあがる可能性が高い。(翻訳・編集/KT)

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