<中華経済><四川大地震>ペトロチャイナが工場建設計画を見直し―中国

Record China    2008年5月17日(土) 15時34分

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16日、中国石油最大手、中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)の蒋潔敏総裁はこのほど、12日に発生した四川大地震を受け、同省成都市で予定する石油化学工場の建設計画を見直すと述べた。

2008年5月16日、15日付香港・経済通によると、中国石油最大手、中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)の蒋潔敏総裁はこのほど、12日に発生した四川大地震を受け、同省成都市で予定する石油化学工場の建設計画を見直すと述べた。地震発生後、特別チームを立ち上げて地震の同計画への影響を調査中だが、場合によっては計画の撤回もあるとの姿勢を示した。

ペトロチャイナが建設を計画するのは、原油処理能力が1日当たり20万バレル、エチレンが年産80万トンの石油化学工場。稼動は2010年を予定している。

震災から数日たった現在では、企業による被害状況が徐々に明らかになっており、程度は異なるものの、大半の企業が損害を被った現状が浮き彫りになっている。ペトロチャイナでも地震発生直後は同省内を通る石油パイプラインの運転を見合わせたが、目立った損傷はみられず、翌13日から運転を再開した。

なお、震災の影響を受け、ペトロチャイナが同省に保有するガソリン備蓄は15日現在で5日分に低下、ディーゼルオイルも3日分の備蓄にとどまるという。今後は他地域の石油製品を同省に回すことで対応する方針。(翻訳・編集/KS)

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