中国初の北極海一周観測が無事終了

人民網日本語版    2017年9月26日(火) 10時40分

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中国第8回北極科学観測隊は23日、チュクチ海の最後の作業を終え、ベーリング海峡を通過しベーリング海に入り、初となる北極海一周観測を順調に完了した。

中国第8回北極科学観測隊は23日、チュクチ海の最後の作業を終え、ベーリング海峡を通過しベーリング海に入り、初となる北極海一周観測を順調に完了した。新華社が伝えた。

中国科学観測隊は7月31日に北極海に入った。今回の北極海一周観測において、北極海公海で初となる中央航路の全過程科学調査を実施した。ベーリング海、チュクチ海、北海などの海域で系統的な事業化調査を行った。さらに中国のラブラドル海、バフィン湾などの海域の調査の空白を埋めた。

科学観測隊員は今回の観測で、海氷上の7カ所及び海域49カ所で作業を行った。海洋基礎環境、海氷、生物多様性、海洋プラスチックごみなどを重点とする多学科総合調査を展開した。また、科学観測隊は多くの氷床コア・岩心・生物サンプルを集め、大量の大気・海氷・海洋観測データと映像資料を入手した。中国の北極事業化調査体制の構築を推進し、北極航路と生態環境の系統的分析及び評価の基調な資料を蓄積し、「氷上シルクロード」の建設を促す重要な模索をした。(編集YF)

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