韓国兵士の「食の安全」問題が深刻化、売店の食品からはトカゲの死体も=「これも不正の一部」「軍隊はごみ箱か?」―韓国ネット

Record China    2017年9月26日(火) 6時40分

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24日、韓国メディアによると、韓国軍の売店で販売された食品から相次いで異物が発見され、問題となっている。この報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は韓国軍。

2017年9月24日、韓国・YTNによると、韓国軍の売店で販売された食品から相次いで異物が発見され、問題となっている。

韓国軍の売店(PX)に納品されている食品から異物が発見された回数は、13年の16件から昨年は22件に増加しており、今年は9月現在で13件になる。あめの缶からはトカゲの死体が、アイスクリームからはネジ、カップラーメンからはガが見つかったこともあるという。

摘発件数は年々増えているが、軍当局の措置は単純な警告や3カ月以内の配達停止程度の軽いものにとどまっている。摘発された89件中、4カ月以上の納品停止や契約解除などの厳しい制裁が科されたケースは4件に過ぎない。

韓国国会の金学容(キム・ハクヨン)国防委員は「国防の義務を果たしている貴重な若者が食べる食品から各種の異物が継続して出てくるのは深刻な問題」とし「永久(契約)解約など、強力な措置が必要だ」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは、「韓国の法律は被害者ではなく加害者を保護している」「これも国防不正の一部だ」「軍に納品している企業の多くが軍関係者の知り合いだからかも」「軍より刑務所の食品の方がまし」など軍への批判の声が多く寄せられた。

また「兵士の体は国家そのものだぞ」「軍人をもう少しちゃんと扱ってやれ」など兵士を労る声もみられた。

その他「納品業者への重い懲罰を望む」「軍隊はごみ箱か?」「PXを民営化しろ」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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