2017年9月20日、アクションスターのジャッキー・チェン（成龍）が地球を半周回ってすぐ、最新作「The Foreigner」（中国語タイトル：英倫対決）のPRに登場。60代ながら超人的な体力を見せている。視覚中国が伝えた。

【その他の写真】

ジャッキー・チェンと「007」シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナンがタッグを組んだのが、中国で今月30日から公開の「The Foreigner」。20日、山東省青島市で全国の映画館チェーンの責任者を集めたプロモーションが行われ、ジャッキー・チェンが出席した。

ジャッキー・チェンはこのほど米ロサンゼルスで、アニメ映画「レゴニンジャゴー ザ・ムービー」のPRを行ったばかり。地球半周を飛んで早朝に到着し、そのまま仕事をこなしたのち、その足でプロモーション会場にやって来たといい、63歳ながら超人的な体力を見せている。

「The Foreigner」でのジャッキー・チェンは、いつものコメディータッチを完全封印。テロ事件で娘を殺されたことで、権力を相手に復讐劇を展開する父親役を演じている。アクションスターではなく「アクションもできる俳優」でありたいというジャッキー・チェンはここ数年、これまでと印象の違う作品に積極的にチャレンジ。「The Foreigner」についてもこの日、「僕にとって本当に特別な映画になった」と語っている。

来月13日から全米公開となる「The Foreigner」だが、海外版トレイラーは公開から24時間で、海外からのアクセス件数が8000万回を突破。映画情報サイトのインターネット・ムービー・データベース（IMDb）では期待する映画ランキングで1位を獲得するなど、その注目度の高さがうかがえる。（翻訳・編集/Mathilda）