<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・中国サッカーSリーグは試合中止へ…四川大地震の影響

Record China    2008年5月15日(木) 22時42分

拡大

12日午後に発生した四川大地震の影響は、現在開催中の中国サッカースーパーリーグにも及んでいる。写真は11日に行われた試合の様子。

(1 / 6 枚)

■■■■■2008年5月13日 ■■■■■

その他の写真

12日午後に発生した四川大地震の影響は、現在開催中の中国サッカースーパーリーグにも及んでいる。

中国サッカー協会は5月14日に予定されていた成都vs長沙、河南vs青島を始め、今節のゲームを全て中止すると発表した。これは10日に成都市でリーグ戦を行った成都と青島の両クラブが、地震の影響により、移動ができなくなったため。サッカー専門ウェブ「体壇網」が伝えた。

またサッカー協会は、地震後、各クラブと協議し、安全状況を確認するとともに、今後の日程について、調整を行った。今節のゲームは、今週末の17、18日に移動し、その後の試合は、W杯予選のあとに開催する。

また今週末の試合では、災害復旧のためのチャリティ試合を企画し、試合前に被災者に黙祷を捧げるほか、選手やチーム関係者、観客らから募金を募ることにしている。

また地震当時、アジアサッカー連盟の視察団が成都を訪れていた。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携