「ベトナムに韓国軍の戦争犯罪を謝罪しよう!」韓国の慰安婦支援団体がリレーデモを開始=韓国ネットの反応はさまざま

Record China    2017年9月15日(金) 6時30分

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14日、韓国の元慰安婦の支援活動を行う団体「韓国挺身隊問題対策協議会」はベトナム戦争での韓国軍による戦争犯罪を謝罪するリレーデモを始めた。資料写真。

2017年9月14日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の元慰安婦の支援活動を行う団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」は同日、ベトナム戦争での韓国軍による戦争犯罪を謝罪するリレーデモを始めた。

リレーデモのトップバッターに立候補した挺対協の尹美香(ユン・ミヒャン)代表は同日午前8時30分、ソウル市内にあるベトナム大使館前で「ベトナム政府とベトナム人民に韓国国民として心から謝罪する」と書かれたプラカードを掲げた。リレーデモを始めた理由について、挺対協は「(韓国人元慰安婦の)キム・ボクトンさんとキム・ウォノクさんに続き、私たちも韓国人としてベトナム民間人虐殺の被害者、性暴力被害者、その他の全ての戦争被害者に心から謝罪したい」と明らかにした。また、尹代表は韓国政府と韓国社会に向け、韓国軍のベトナム戦争での戦争犯罪に対する責任を認め、公式に謝罪するなど法的な責任を果たすよう要求した。

リレーデモは10月31日まで毎日、朝の出勤時間帯に1時間ほど行われる。また、挺対協は今年11月、韓国軍による民間人虐殺があったベトナムの地域をめぐって謝罪をする旅に出る予定だという。

この報道に、韓国のネットユーザーは「日本軍慰安婦のことだけではなく、ベトナム人に苦痛を与えたことについても考えるべき」「ベトナム人のみなさん、ごめんなさい」「歴史の事実を認めて謝罪すればドイツのような国になれるし、真実を隠そうとすれば日本のようになってしまう。どちらを選択するかは国民が決めること」「謝罪してベトナムのために教育や医療施設を支援するべき」「1人でも被害者がいるのなら謝罪するべき」などのコメントを寄せ、挺対協の試みに肯定的な反応をみせている。

一方で「謝罪する必要があるのか?政府が関与していた日本軍の犯罪とは性質や規模が違うから、単純に比較することは難しい」「まずは正しい歴史的証拠を提示してほしい」などと指摘する声もみられた。

そのほか、「挺対協は日本軍慰安婦問題の解決を妨害している。挺対協は生存する被害者の数が減って自分たちの存在価値がなくなることを恐れているから。そういう活動をしてでも注目を集め、団体の資金を稼がないとね」と同情するような声や、「国力を高めなければならない。弱い国は黙って他国の奴隷になるしかないのだから」と主張する声などが寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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