<中華経済>4月=原料高も自動車値下がり、前月比でも下落―中国

Record China    2008年5月15日(木) 19時13分

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14日付新京報によると、国家発展改革委員会価格モニターセンターが12日発表した08年4月の自動車価格統計では、全体平均価格が前年同期比3.21%、前月比1.29%それぞれ下落した。前月比での下落は08年に入って初めて。

2008年5月14日、14日付新京報によると、国家発展改革委員会価格モニターセンターが12日発表した08年4月の自動車価格統計では、全体平均価格が前年同期比3.21%、前月比1.29%それぞれ下落した。前月比での下落は08年に入って初めて。

うち乗用車価格は前年同月比0.18%、前月比2.25%それぞれ下落。車種別ではセダンタイプが前月比1.36%下落した。一方、マイクロバスとSUV(他目的スポーツ車)は前月比でそれぞれ1.18%、0.32%上昇した。

原料高の影響が比較的大きいとされる商用車も値下がりを続け、前月比2.34%下落した。

業界アナリストによると、一部のメーカーが4月に入って小売希望価格を引き上げたが、市場の反応を確かめるだけの心理的作戦で、実際の店頭小売価格への影響は大きくなかった。また専門家は、同月の販売台数の落ち込みが価格を間接的に引き上げる要因となったと指摘した。

ただ原材料高や、中国政府が推進するマクロ調整策の影響が今後数カ月内に徐々に市場に表れるとみられ、08年後半は、自動車価格の下落ペースの減速、もしくは上昇が予想される。(翻訳・編集/HI)

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