中国主導の世界観光連盟発足 世界の観光産業を牽引

配信日時:2017年9月13日(水) 21時10分
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国際連合の世界観光機関(UNWTO)の第20回総会が今月11日から16日にかけて四川省成都市で開催されている。また中国が呼びかけた世界観光連盟が11日に正式に発足した。中国は今、世界の旅客供給国からグローバル観光産業の責任を担う大国へと変わりつつある。人民日報海外版が伝えた。

▽世界観光連盟を呼びかけ発足

世界観光連盟は中国が呼びかけて発足した、初の世界規模の総合的な非政府、非営利の国際観光機関となる。「観光で世界をよりよくする」を核心理念として、観光による発展促進と貧困撲滅促進、平和促進を目標に掲げ、グローバル観光産業界の国際交流を強化し、グローバル観光産業の持続可能で包摂力のある発展を推進する。本部と事務局は北京に置かれ、これまでに中国、米国、フランス、ドイツ、日本、オーストラリア、マレーシア、ブラジルなど29カ国・地域から89の会員機関が集まっている。

同連盟準備委員会の代表を務める国家観光局の李金早局長は、「この連盟の発足は主に中国観光産業のために新しい国際協力プラットフォームを構築し、国際観光交流・協力を推進し、中国観光産業の発展の可能性を切り開き、世界の観光産業発展の有益な経験を参考にして、グローバル観光産業界における中国の発言権と影響力をさらに向上させることが狙いだ」と話す。

▽世界の観光の発展を持続的に推進

グローバル観光産業の持続的な発展、重心の東方への移動に伴い、グローバル観光産業における中国の位置づけが向上を続けている。中国は今や連続して世界一のアウトバウンド観光国であり、世界4位の海外旅行目的地であり、世界最大の国内観光市場を擁する。中国観光産業はすでに世界の「トップランナー」だ。グローバル観光産業界は中国の経験、中国の市場、中国の役割を重視し、中国と観光交流・協力を強化したいと考えている。

欧州華人観光産業連合総会の姚暁競会長は、「中国の観光の欧州における影響力がますます大きくなり、欧州各国の観光関連機関は中国人観光客を誘致したいと考えている。世界観光連盟は世界中の中国観光市場に参加したいと願う業者たちを結集させ、中国が構築したこのプラットフォームを通じて、観光資源をシェアし、共同での発展を促進するものになる」と話す。

▽グローバル観光産業に最良のモデルを提供

UNWTOのタリブ・リファイ事務局長は、中国がグローバル観光産業のために行ってきた重要な貢献を強調し、「中国は世界に最良のモデルを提供している。観光産業を優先的に発展させる分野とし、農村の発展および貧困扶助の議題において、中国の潜在力を十分に発揮してきた」と述べた。

ここ数年、UNWTOと中国政府との協力が絶えず深まりをみせている。リファイ事務局長は、「中国の『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブはグローバル観光産業の発展にとって極めて重要だ」と強調。UNWTOの予測によると、遠くない将来、中国は世界一のインバウンド観光国になるといい、リファイ事務局長も、「中国は観光産業が健全で迅速かつ持続可能な発展を実現するよう牽引役を務めるだろう」と期待を寄せる。(編集KS)
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