日本の白血病患者描く舞台が中国初公演―中国メディア

人民網日本語版    2017年9月13日(水) 23時30分

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今月8日、日本の脚本家・布勢博一が手掛けた、白血病患者にスポットを当てた舞台「友情〜秋桜のバラード〜」の中国初公演が 浙江省寧波市で開催中の「アジア アート フェスティバル」で行われた。

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今月8日、日本の脚本家・布勢博一が手掛けた、白血病患者にスポットを当てた舞台「友情〜秋桜のバラード〜」の中国初公演が 浙江省寧波市で開催中の「アジア アート フェスティバル」で行われた。中国新聞網が伝えた。

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同舞台は、白血病患者を中心に感動のストーリーが展開され、観客にとっては健康、病気などについて考える機会となる。また、強いつながりを通して友情の奥深い意味についても教えてくれる。

同舞台は1999年以降、これまで18年の間に、日本だけでなく、米国や韓国などで、579公演が行われてきた。

今年は日中国交正常化45周年にあたり、演出の安部晴治は、「日中が文化面でたくさん交流できることを願っている。また、『友情』の公演を中国の多くの都市で行い、日中の友誼を感じることを願っている」とした。

同舞台は、初公演から、多くの企業や著名人、骨髓移植推進財団(日本骨髄バンク)などの協会から支持を得た。重要な登場人物である「岡野医師」の役は、森喜朗元首相など元首相二人を含む、数百人がこれまでに演じてきた。

今回の中国公演に出演した唯一の中国人役者・崔根栓は、「この舞台は白血病患者に関心を示すことをテーマにしており、演じる登場人物の心の中に入ると、共感できることがたくさんあることに気付いた。このストーリーを通して、観客は健康や病気についてよく考えることができるほか、深い友情も感じることができる」と語った。

「アジア アート フェスティバル」は、中国国務院の認可を受けた初の地域国際アートフェスティバルで、1998年からスタートして、今回で14回目を迎えた。中国文化部(省)と浙江省人民政府が共同で主催し、浙江省文化庁と寧波市政府が後援している。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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