飲食チェーン店「楊銘宇黄燜鶏米飯」が米国にオープン

人民網日本語版    2017年9月13日(水) 15時50分

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楊銘宇黄燜鶏米国公司の直営第1号店がこのほど、ロサンゼルス郊外オレンジ郡のタスティン市にオープンし、米国市場進出の第一歩を踏み出した。「黄燜鶏米飯(地鶏のピリ辛生姜だれ煮込み鍋ご飯)」一人前の価格は9.99ドル(1ドルは約109.4円)。

楊銘宇黄燜鶏米国公司の直営第1号店がこのほど、ロサンゼルス郊外オレンジ郡のタスティン市にオープンし、米国市場進出の第一歩を踏み出した。「黄燜鶏米飯(地鶏のピリ辛生姜だれ煮込み鍋ご飯)」一人前の価格は9.99ドル(1ドルは約109.4円)。北京日報が伝えた。

タスティン市はインフラが整っているだけではなく、中国人移民の新コミュニティエリアであるアーバイン市と隣接しており、リゾート観光地かつ高級住宅街のニューポートビーチなどの重要エリアにも近い。白色を基調とした店構えによってシンプルかつ上品な雰囲気を醸し出している楊銘宇黄燜鶏米飯米国店は、欧米の飲食業界で流行しているスピーディなレジャースタイルが創出されている。

楊銘宇黄燜鶏米飯米国公司チームは、中国のものと「同一の味」を維持するため、米国食品医薬品局(FDA)に対して輸出認証を申請し、認可を得た。そして同社は、FDAが認証する資質を備え、食材を米国に輸出することを認められた初の中国ファストフードブランドとなった。

楊銘宇黄燜鶏米飯の創始者である楊暁路氏は、次の通り話した。

「我々は、楊銘宇黄燜鶏米飯の本来の味を米国に持ち込みたいと思った。米国に住む中国人だけではなく、より多くの外国の人々にも我々の味を楽しんでもらい、彼らに本当の中国料理の美味しさを知ってほしかった。楊銘宇黄燜鶏米飯は、さらに一歩進んで、米国に多数の直営店を展開し、空港や各大型百貨店に続々と進出する計画だ。また、完備されたフランチャイズシステムを構築し、米国でもフランチャイズシステムを導入した発展戦略を拡大していく」。

中国の各大型飲食企業は数年前から、タイミングを見計らって海外飲食市場に続々と進出している。多くの中国料理ブランドが「海外進出」を果たしたが、その経営状況は異なる。たとえば、重慶一手火鍋の海外での経営状況はすこぶる順調で、2016年の海外での売り上げは2015年比で172.95%増加した。また、眉州の蘇東坡は米国に4店舗開業したが、平均赤字額は1カ月約10万ドルに上っている。中国の飲食ブランドが海外進出後、さまざまな発展上での苦境に陥っている。楊銘宇黄燜鶏米飯のような新ブランドが、「現地の気候風土」に馴染むことができるか否かは、今しばらく様子を見る必要がある。(編集KM)

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