血だらけの少女に尿飲ませる…韓国の10代男女らに懲役刑も、ネットでは“甘過ぎる処罰”に批判

Record China    2017年9月11日(月) 15時30分

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9日、10代の少女らによる集団リンチ事件が最近次々と発覚している韓国で、やはり集団暴行などの罪で起訴されていた男女3人に実刑判決が言い渡された。資料写真。

2017年9月9日、10代の少女らによる集団リンチ事件が最近次々と発覚している韓国で、やはり集団暴行などの罪で起訴されていた男女3人に実刑判決が言い渡された。韓国・聯合ニュースが伝えた。

大田(テジョン)高裁は同日、共同暴行と特殊重監禁致傷などの罪で起訴されたA(19歳男)、B(22歳男)、C(19歳女)に対し、一審と同じくそれぞれ懲役8年、5年、3年の刑を言い渡した。

男らは昨年9月、清州(チョンジュ)市などで知人のDさん(18歳女性)をモーテルに監禁し、服を脱がせて顔をたばこの火で焼き、鈍器で殴るなどの暴行を加えたとして逮捕・起訴された。家出をし、モーテルやサウナなどを転々としていたAは、Dさんに対し「携帯電話の契約のため名義を貸してほしい」と頼んだが断られたことに腹を立て、1カ月にわたってDさんを連れ回し暴行を加え続けたとされる。Aらは殴られ血だらけになったDさんをひざまずかせ、自分たちの尿を頭にかけたり無理やり飲ませたりもしたという。

裁判所は「暴行と監禁はもちろん、尿まで飲ませ、たばこの火で体を焼くなどの残酷な行為を犯しており、罪は極めて悪質で厳罰は避けられない」と判決理由を説明した。

韓国のネットユーザーからは事件について5000件以上のコメントが寄せられ、非常に高い関心がうかがえる。コメント欄には「これが人?」「サイコパスみたい」「鳥肌が立った」など残酷な暴力を非難する声や、「懲役3年が厳罰なの?」「懲役が短過ぎる。少年法を廃止して、未成年者の暴行は徹底的に加重処罰して!」など、やはり刑罰の甘さや少年法の改正・廃止の必要性を訴えるコメントが多数集まっている。

また、「彼らは何を見て育ったのだろう?親や家庭環境が気になる」「学校教育、家庭教育の失敗!」との声も上がり、「この問題は今に始まったことじゃない。私が20年前に中学に通っていた時だって、女子中学生の暴行は深刻だった。加害者が今は子どもを産んで裕福に暮らしているのを見ると、今の事件を見て何を思うのか気になる。これを機に犯罪の根をみんな引き抜いてほしい」と訴えるユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)

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