韓国車、南米でも販売不振「THAAD問題の影響ないはずなのに…」―韓国紙

Record China    2017年9月12日(火) 8時40分

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韓国車の販売が中国市場と米国市場に続いて、南米の市場でも悪化している。韓国車の市場競争力は落ち込み、日本の自動車企業に追い上げられている。写真はチリ。

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2017年9月10日、韓国車の販売が中国市場と米国市場に続いて、南米の市場でも悪化している。韓国車の市場競争力は落ち込み、日本の自動車企業に追い上げられている。参考消息網が伝えた。

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韓国紙・亜州経済によると、韓国車は中国で売れなくなり、韓国自動車企業は、その最大原因は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する不買運動だと見ている。また、米国での不振はトランプ大統領の保護主義的経済施策にあると見ている。しかし、THAADとも保護主義経済とも無縁のはずの南米市場でも、韓国はシェアを失う一方となっている。

大韓貿易投資振興公社が4日に発表したところによると、チリにおける2017年上半期の自動車販売高は韓国車が3億3200万ドル(約360億円)で首位。日本車は3億1500万ドル(約341億円)で2位だった。2年前には1億8200万ドル(約197億円)の差があったが、現在は1700万ドル(約18億円)と、その差はほぼなくなっている。

こうした傾向は南米の市場全体で見られる。日本の企業は南米の小〜中型車の市場でシェア5位だが、17年1〜7月期の販売高は32%以上増加。日産の販売台数増加率は22.5%で、韓国のヒュンダイ(11.3%)やキア(5.1%)を大きく上回った。

キアの責任者は、韓国車はコストパフォーマンスの高さを武器に新興市場で優位にあったが、17年に入ってからはそうした競争力が失われていると話した。(翻訳・編集/岡田)

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