アフリカで起業する中国の青年 四川料理店で月10万元

人民網日本語版    2017年9月8日(金) 19時30分

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中国人にビザを免除する国の増加に伴い、中国人の海外起業がチャンスを迎えている。アフリカ・モロッコ在住の王露平さん(浙江省出身)は中華料理店を開店。

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中国人にビザを免除する国の増加に伴い、中国人の海外起業がチャンスを迎えている。アフリカ・モロッコ在住の王露平さん(浙江省出身)は中華料理店を開店。水煮魚、酸辣土豆絲、麻婆豆腐など家庭的四川料理を出し、半年で月10万元を稼いでいる。現地の貿易会社で働くよりも、収入は10倍以上になる。中国新聞網が伝えた。

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王さんは一儲けしようといち早くモロッコに来た中国人。当時、モロッコ在住の中国人は3000人足らずで、観光客はさらに少なく年1000人足らずだった。2016年6月に中国人にビザを免除したことで、観光業は大盛況を呈し、半年間で中国人観光客は7倍に激増した。

モロッコは風光明媚だが、中国人は現地の食事に不慣れで、中華料理店も極めて少ない。王さんはこれを起業の好機と捉えた。異国に暮らす中国人は誰しも「ふるさとの味」を懐かしむものだ。王さんは今年1月、モロッコ・フェズ初の中華料理店「長城」を開店した。「少しあかぬけない響きだが、長城は中国のシンボルで、誰もが見たらすぐにわかる」。

地元の客は少ない。彼らにとって、料理に数10元払うのは安くはないからだ。それでも店は大繁盛している。開店から半年経った今では、毎日50組余りが来店する。いずれも中国人で、月平均10万元の利益がある。

王さんによると、来店した大多数の客は感激した様子を見せる。「あるきれいな女性は、水煮魚を口にすると、見た目を少しも気にせず、むさぼり食べた。なんと中国からモロッコまでバイクでやってきた中国人夫婦もいた。本当にすごい」。他にも、メニューを必要とせずに料理を注文する観光客が多くいる。(編集NA)

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