世界最古の紙「麻紙」、敦煌博物館での保管が判明―甘粛省敦煌市

配信日時:2006年8月12日(土) 15時11分
世界最古の紙「麻紙」、敦煌博物館での保管が判明―甘粛省敦煌市
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世界最古の紙と言われる「麻紙」が、敦煌博物館に保管されていたことが判明した。
2006年8月7日、甘粛(かんしゅく)省の敦煌(とんこう)博物館で、西漢時代(紀元前202〜紀元24年)に作られたと思われる「麻紙(まし)」が保管されていたことが判明した。これはなんと、東漢時代の(紀元25年〜220年)蔡倫(さいりん)による有名な紙の発明よりも、100年も古いものだという。麻紙は1980年代、敦煌市の馬圏湾(マーチェンワン)遺跡で発見されたが、保存状態は良いものの文字が何も書かれていなかったため、蔡倫の「蔡和紙」より時代が古いとの立証ができなかった。しかし数年前、ある家族への手紙らしき文字入り麻紙が発見され、蔡倫の造紙発明より100年前に、すでに文字の記載が可能な紙が作られていたことが立証された。これは大きな考古学的発見とされ、学者の注目を集めている。


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