アントニオ猪木氏訪朝、北朝鮮メディア「非公式の訪問」―中国メディア

Record China    2017年9月8日(金) 11時50分

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8日、中国中央テレビは、朝鮮半島情勢が緊迫化するなか、アントニオ猪木元参院議員が7日に北朝鮮に到着したと報じた。写真は平壌。

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2017年9月8日、中国中央テレビ(CCTV)は、朝鮮半島情勢が緊迫化するなか、アントニオ猪木参院議員が7日に北朝鮮に到着したと報じた。

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猪木氏はこれまでスポーツ交流などの名目で同国を何度も訪れている。2013年11月には国会の反対を顧みずに同国を訪れ、帰国後に登院禁止30日の重い処分を受けた。14年8月には北朝鮮側と共同で「ピョンヤン国際プロレス大会」を開催、その際に最高人民会議常任委員会の金永南(キム・ヨンナム)委員長の接見を受けている。

記事によると、猪木氏は7日に経由地の北京空港で「目的について率直に言えば、日朝間の民間交流が情勢の変化によって止まらないよう希望しているということ。昨年、北朝鮮の関係者と話しをした時に、政府としてではなく個人的な訪問として受け入れてほしいと申し入れ、相手は『歓迎する』と言ってくれた」と語ったという。

猪木氏は7日に平壌空港に到着し、北朝鮮政府関係者の出迎えを受けたとのことだ。記事によると、北朝鮮の朝鮮中央通信は「非公式な訪問」と伝える一方、訪問の目的については説明していないという。

韓国メディアは、猪木氏の訪問は9日に行われる建国記念祝賀イベントへの出席が主な目的としており、滞在中に李洙●(リ・スヨン、●は土へんに庸)朝鮮労働党副委員長(外交担当)や金正恩(キム・ジョンウン)委員長の側近と会見する可能性がある、などと報じている。(翻訳・編集/川尻

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