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夏の暑さ対策にはなんといってもアイス。しかし、食べ終わる前に溶けて手がベタベタしたり、服が汚れてしまうのは煩わしい。そんな悩みを解消する「溶けないアイス」が日本に登場し、話題を集めている。
夏の暑さ対策にはなんといってもアイス。しかし、食べ終わる前に溶けて手がベタベタしたり、服が汚れてしまうのは煩わしい。そんな悩みを解消する「溶けないアイス」が日本に登場し、話題を集めている。
記者が手に持っているのが、最近日本で人気沸騰中の溶けないアイス。太陽が照りつける気温31度の正午の時間帯に、外に数分間たっていても、アイスは全く溶ける様子がない。同アイスは濃厚な味わいで、通常のアイスと特に大きな違いはないという。
店員の紹介によると、このアイスは気温40度でも3時間形を保つことが出来るという。このアイスが溶けない仕組みはその製造過程にある。通常のアイスと唯一異なるのが、イチゴから抽出された無味無害の成分・イチゴポリフェノールを加えていることだ。イチゴポリフェノールは、膜状の物質を形成し、アイスの水分とクリームと空気等で形成された混合物を包みこむことで形を保ち、気温が上昇しても溶けない仕組みになっている。
溶けないアイスは1本500円で販売されており、同店ではオープンから現在まで毎日300本以上売れているという。アイスの形は精巧で、様々な味を楽しめる。クリスマスツリー型の抹茶味や、ペロペロキャンディ型のマンゴー味、くまモン型のチョコレート味等のアイスがある。購入してから、店内にあるチョコペンでアイスの上に絵を描く事もできる。ある日本人の客は「世界に1つしかないアイスを作って、それを食べれて、とても楽しめた」と話した。(編集TK)