海外の工場が中国から撤退、生産ラインを自国に戻す理由とは?―英紙

Record China    2017年9月5日(火) 17時50分

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英紙フィナンシャル・タイムズは「なぜ生産ラインの一部が中国から英国に戻っているのか」と題した記事を掲載した。資料写真。

2017年9月4日、中国紙・参考消息(電子版)によると、英紙フィナンシャル・タイムズは「なぜ生産ラインの一部が中国から英国に戻っているのか」と題した記事を掲載した。

2000年ごろ、中国に工場を建ててビジネスを拡大させていた企業家が、2014年には生産ラインを中国から英国に移そうと思っていることを明かした。「中国では以前のようにコストが抑えられなくなった上、メイド・イン・イングランドの方がセールスポイントになった」という。この企業家は生産ラインの一部を移して業績を向上させた。

トランプ米大統領は製造業復活を宣言したが、英国でもそうした動きが現れているのか。英中貿易協会(CBBC)の関係者は、そうした動向は確認できていないが、前出の企業家は草分け的な存在かもしれないと話す。

中国よりも英国のような先進国の方がコストを抑えられるようになった背景には、業界の技術進歩がある。コンピュータ制御の加工機器は非常に高価な設備だったが、現在では中国製の機器が以前のわずか数%という費用で導入できるようになり、作業員の数そのものも抑えられるようになっているという。

この企業家はまた、遠く離れた工場と本国の往復に嫌気がさしたことも工場を英国に移した理由の一つだとも話した。

記事は、こうした傾向が強まることは、世界の工場であることにへきえきし始め、日本や韓国と同様にグローバルな発信元であろうとする中国にとっても好事になるはずだと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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