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<四川大地震>地震を極度に怖がる中国人、心のケアも課題に―中国

配信日時:2008年5月13日(火) 17時14分
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12日に四川省東部を震源として発生した地震で、全国各地では揺れに慌てた住民が外に飛び出す事態が多発。また、被災地での心のケアも課題となりそうだ。写真は地震発生後の甘粛省天水市。
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2008年5月12日、四川省東部を震源とする地震が発生し、震源から近い重慶市や甘粛省などのほか、遠く離れた上海、北京、台湾などでも揺れを観測した。

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地震発生後、四川省都の成都市では建物の倒壊を懸念した市民らが広場などに避難。病院でも安全のため入院患者を病院外に移すなどした。また、上海や北京などでも、揺れを感じたサラリーマンらがオフィスビルの外に飛び出し、一時騒然となった。

中国の地震に詳しいジャーナリストの王民(ワン・ミン)氏はレコードチャイナの取材に対し、「中国では地震が少ないため、中国人は極度に地震を怖がる。少しの揺れでも慌ててしまうことが多く、今回の地震でも外に飛び出す人が続出した」と話した。

王氏によると、中国人の記憶の中には24万人以上が死亡した1976年の「唐山地震」(マグニチュード7.8)が強く残っている。同氏は、近年ここまで大きな地震は発生していないため、「今回の地震で多くの中国人が恐怖に震えただろう」と指摘。また今後、被災地での心理的ケアなども大きな課題となってこようとしている。(原稿/TH)

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