<サッカー>イラン監督が韓国での過酷な練習環境を吐露=韓国ネットは反論の嵐「イランの施設よりマシ」「負けた時の言い訳に?」

Record China    2017年8月30日(水) 14時20分

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29日、サッカーのイラン代表チームのカルロス・ケイロス監督が、SNSで韓国の練習場に対する不満を打ち明けた。資料写真。

2017年8月29日、サッカーのイラン代表チームのカルロス・ケイロス監督が、SNSで韓国の練習場に対する不満を打ち明けた。韓国・聯合ニュースが伝えた。

ケイロス監督は同日、自身のフェイスブックに雨の降る坡州(パジュ)スタジアムと仁川アシアド主競技場の補助競技場の芝生の状態を写した写真を掲載し、「どのような状況に置かれても、われわれは最高のプレーを繰り広げる」と明らかにした。写真は計4枚で、練習初日(27日)の芝のはげた仁川アシアド主競技場の補助競技場の状態と、同競技場で体をほぐすイラン選手らの様子、2日目(28日)の雨が降る坡州スタジアムの全景、同スタジアムを歩く選手らの様子だった。

この投稿には「韓国が最悪の練習場を提供したが、逆境を乗り越えて勝利する」といったイラン代表チームを結束させる意図があるという。イランのサッカーファンからは「なぜ韓国はわれわれにこんなひどい練習場を提供したのか。恥ずかしいと思え」「この写真を見ると、韓国がわれわれを負かすためにどれほど躍起しているか分かる」など韓国を非難するコメントが寄せられた。

しかし、聯合ニュースは「大韓サッカー協会は国際サッカー連盟(FIFA)の規定上、Aマッチ3日前から練習場を提供する義務がある」とした上で「支援義務のない27日には仁川アシアド補助競技場を練習場として提供し、28日と29日には坡州スタジアムを押さえてあげた」と説明し、韓国の厚い支援を挙げて反論した。さらに、昨年10月のイラン遠征試合の際の韓国代表チームの様子を振り返り「照明がなく、芝生の状態も良くない練習場を提供された」と伝えた。

なお、2018FIFAワールドカップ・アジア最終予選となるイラン対韓国の試合は、31日にソウルワールドカップ競技場で開かれる予定。

これを受け、ネットユーザーからは「韓国代表がやられた分だけやり返せ」「なぜメーンスタジアムを提供?漢江(ハンガン)にある運動場を提供したらいい」「イランの施設よりいいでしょ」「これ以上良くしてあげる理由はない」などこちらも反論の嵐が起こっており、ケイロス監督に向けて「心理戦の達人だね」「『だから試合に負けた』って言うつもり?」と皮肉を込めたコメントも。

目前に迫った試合に対する意気込みも相当なようで、「イラン戦は何としても勝たねば」「いいね。イランを大破する兆候が見えてきた」と鼻息を荒げるユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)

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