2017年8月29日、ジャッキー・チェン（成龍）が自伝本に書いた「態度の悪い女優」に名乗りを上げたアニタ・ユン（袁詠儀）について、このほど彼女と和解したジャッキー・チェンが理解を示している。聯合報が伝えた。

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ジャッキー・チェンの自伝本「永遠の少年」には、過去に共演した「態度の悪い女優」についての記述があり、この正体は90年代のアイドル女優アニタ・ユンではないかと言われてきた。このほど、そのアニタ・ユンが大物俳優エリック・ツァン（曾志偉）を通じてジャッキーと会い、過去の出来事について語り合ったことを、自ら中国版ツイッターで公開。「態度の悪い女優」の張本人として名乗りを上げた形となった。

香港メディアのインタビューを受けたジャッキーは、アニタ・ユンとの和解についてコメント。「彼女から話を聞き、当時の彼女は決して大物気取りだったのではなく、しきたりを知らず無知だっただけというのがよく分かった」とコメント。アニタ・ユンの若気の至りに大らかな理解を示している。

このインタビューでジャッキーは、「小鮮肉（若いイケメン）」ブームに乗って人気を獲得している若手俳優たちについても言及。「ビジュアルが良いだけで人気が出て、事務所や社長に持ち上げられているだけ。演技も満足にできず、本当の苦労を知らない。現場に来てちょっと決めポーズをするだけで、残りの部分は代役がこなしてくれる」と苦言を呈している。（翻訳・編集/Mathilda）