外交部、越境したインド国境部隊が完全撤退

人民網日本語版    2017年8月30日(水) 11時40分

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シッキム地域の中印国境を越境したインド国境部隊の人員及び装備は28日午後、インド側へ完全撤退した。インド軍越境事件は解決した。

シッキム地域の中印国境を越境したインド国境部隊の人員及び装備は28日午後、国境のインド側へ完全撤退した。インド軍越境事件は解決した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で「6月18日、インド国境部隊はすでに定まったシッキム地域の中印国境を不法に越えて中国のドクラム地域に進入した。中国側は外交ルートを通じて繰り返しインド側に申し入れを行い、国際社会に事実と真相を説明し、中国側の厳正な立場と明確な要求を明らかにし、インド側に対して、越境した国境部隊を直ちに国境のインド側へ引き揚げるよう要求した。同時に、中国軍は力強い対応措置を講じ、国の領土主権と合法的権益を守った」と指摘。

「28日午後2時半頃、インド側は越境した人員と装備を国境のインド側へ全て引き揚げ、現場の中国側人員がこれを確認した。中国側は引き続き歴史的国境条約の規定にのっとり主権的権利を行使し、領土主権を守る」と表明した。

華報道官はまた「中国政府はインドとの善隣友好関係の発展を重視している。インド側が歴史的国境条約と国際法の基本原則を的確に順守し、中国側と共に、領土主権の相互尊重を基礎に、国境地帯の平和と安寧を維持し、両国関係の健全な発展を促進することを望む」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集NA)

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