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11日、青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の青海省西寧〜格爾木(ゴルムド)間の第2線増設工事が順調に進んでいる。2012年までに電化改造を含めた全工事を完成させる予定。写真は青蔵鉄道。
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2008年5月11日、新華社通信は、青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の青海省西寧〜格爾木(ゴルムド)間の第2線増設工事が順調に進んでいると報じた。2012年までに電化改造を含めた全ての工事を完成させたいとしている。
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この西寧と格爾木(ゴルムド)を結ぶ路線は、全長290.69km。総投資額は106億元(約1480億円)で、工期は60か月。4月末までに15億元(約210億元)が投資され、全体の14.15%が完成した。
また、07年10月に始まった区間最初のトンネルである「巴燕峡3号トンネル」(全長434m)は無事貫通し、全長2419mの「湟源響河トンネル」も順調に500m掘り進んだと伝えられた。国内で最高地でのトンネル工事は、困難を極めるという。
青蔵鉄道は、青海省西寧からチベット自治区ラサを結ぶ全長1956kmの世界一高い海抜を走る鉄道。06年7月1日に開通し、これまで延べ265万人の利用があった。うちチベットへの観光客は延べ130万人で、チベットに運ばれた物資は140万トンを超えたと伝えられている。(翻訳・編集/NN)
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