<続報>「中国人侮辱」CNN提訴取り下げ、「圧力受けた」と弁護士―米国

Record China    2008年5月12日(月) 12時29分

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9日、米ニューヨークの海明法律事務所はマスコミへのFAXで、CNNとキャスターのジャック・カファティ氏に対する訴えを取り下げたと発表。突然の取り下げについて同事務所は、「圧力を受けた」と明かしている。写真はカファティ氏。

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2008年5月9日、米ニューヨークの海明法律事務所はマスコミへのFAXで、CNNとキャスターのジャック・カファティ氏に対する訴えを取り下げたと発表した。同事務所は4月22日、「中国人への侮辱発言」をめぐってニューヨーク南区連邦裁判所に訴訟を起こしたばかり。突然の取り下げについて、「圧力を受けた」と明かしている。「人民ネット」が伝えた。

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海明法律事務所を通じて訴えを起こしていたのは、ニューヨークと北京在住の2人の中国人女性。CNNが米サンフランシスコの北京五輪聖火リレーを中継した際、キャスターのカファティ氏が「中国製品はゴミ」「中国人は暴徒」など侮辱発言をしたことに対し、謝罪と慰謝料13億ドル(約1330億円)を求めて提訴していた。

無償でこの案件を引き受けた同事務所は当初、「中国人全員が納得する謝罪をCNNから引き出すまで闘う」と強気の姿勢を見せていたが一転、FAXでは「中国人の尊厳を勝ち取るのは、1人の弁護士の力ではどうにもならなかった」とコメントしている。取り下げの理由については「圧力を受けた」とだけ明かし、詳しい説明はなかったという。(翻訳・編集/NN)

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