北京五輪に備え、大規模な夜間パトロールを実施―北京市

Record China    2008年5月11日(日) 14時24分

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9日、北京市朝陽区で警察約700人を動員する初の大規模な夜間パトロールが行われた。北京市の警察当局によると、北京五輪の開幕まで市内全域で夜間の取り締まり体制を強化していくという。写真は福建省泉州市。

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2008年5月9日、北京市朝陽区でこのほど大規模な夜間パトロールが行われた。北京市の警察当局によると、向こう1か月続ける方針で、朝陽区をモデル地区として、北京五輪の開幕まで市内全域で夜間の取り締まり体制を強化していくという。同日付で「北京晩報」が伝えた。

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8日午後9時から9日午前4時にかけて、北京市公安局・朝陽支局は朝陽区全域に人民警察、武装警察、交通警察、保安員など700人余りを動員する初の一斉取り締まりを実施した。309本の高速道路、主要幹線道路に151か所の検問所を設置、うち22か所には警察犬を配置した。

警察は「検問は全ての市民が対象ではなく、夜間、疑わしい人物や車両に対してのみ行う」と説明、検問で運転免許証など身分証の提示を求められたら必ず応じるよう市民に理解と協力を求めた。なお、身分証を携帯していない場合には身元が判明するまで拘束されるという。

9日午前4時の時点で、警察は車両465台、1569人を検問、拳銃2丁を押収し、大量の身分証を携帯していた男性2人を検挙した。調べによると、当日の夜、朝陽区の110番通報が大幅に減少したという。

北京市公安局の傅政華(フー・ジョンホア)副局長は、「こうした警察の合同の取り組みは、北京五輪が開幕する8月8日まで、市内全域で続けていく」と語った。(翻訳・編集/SN)

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