<続報>安徽省阜陽市の手足口病患者、感染拡大は沈静化の兆し―中国衛生部

Record China    2008年5月10日(土) 7時4分

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5月9日、手足口病が子供たちの間で大流行して死者まで出た安徽省阜陽市では、今月1日をピークに報告される患者数が減少。中国衛生部の現地対策班は沈静化の兆しが見えたと発表。写真は同市の病院で治療を受ける子ども。

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2008年5月9日、安徽省阜陽市における手足口病患者の発生報告件数は、今月1日に最高を記録。同日を境に発生件数は連日減少を示しており、同市の手足口病患者の感染拡大は沈静化の方向へ進んでいると新華社サイトの「新華網」が伝えた。

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今年3月、口の中や手足に発疹ができた乳幼児の患者が次々と病院を訪れるようになった安徽省阜陽市。その後の調べで、患者らはエンテロウイルス(EV71)に感染して手足口病を発症していたことが判明した。事態を重く見た中国衛生部は5月1日、現地に手足口病感染拡大防止対策班を派遣。安徽省と阜陽市との連携と協力体制の強化に努めた。

衛生部の発表によると、5月7日の1日で阜陽市における手足口病患者の報告数は269人。そのうち249人が入院した。この日死亡した患者はおらず、重症患者数も前日より10人減少。これまでに同市で完治した手足口病患者数は3764人、入院中の患者は1340人に。しかし新規入院患者の多くが軽症であることと、5月7日の状況では入院者数より退院者数が上回っていることから、感染拡大のピークは越えたとの見解を示している。(翻訳・編集/本郷)

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