2017年8月20日、タレントの出演料バブルが著しい中国芸能界だが、台湾のバラエティー番組で主なタレントの番組出演料のリストが公開され、視聴者を驚かせている。新浪が伝えた。

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制作費の半分が出演者のギャラに回り、作品の質を下げる現象が起こるなど、中国芸能界ではここ数年、タレントの出演料バブルが著しい。このほど台湾の人気バラエティー番組がこの話題を特集し、主なタレントのバラエティー出演料を紹介。あまりの稼ぎっぷりの良さが視聴者を驚かせている。

台湾のカリスマ女優のブリジット・リン（林青霞）は、結婚を機に芸能界を離れて長かったが、15年に中国のリアリティー番組に出演して大きな話題となった。全12回の同番組で、ブリジット・リンの出演料は3210万元（約5億3000万円）となっている。

しかしブリジット・リンの出演料はまだまだ低い方で、中国の俳優スン・ホンレイ（孫紅雷）の出演料は、1日当たり300万元（約4900万円）とのこと。最も稼ぐのは人気女優ファン・ビンビン（范冰冰）で、最新のリアリティー番組の出演料は1シーズンで1億2000万元（約20億円）に。1分間で6万元（約98万円）も稼ぐ計算となる。

現在、中国のテレビ界では人気タレントが出演するリアリティー番組が大ブーム。俳優や女優たちは苦労して映画やドラマに出なくても、短時間でお手軽に稼げてしまう状況となっている。(翻訳・編集/Mathilda)