中国人観光客、日本での1人当たり消費額3位に転落―中国紙

Record China    2017年8月21日(月) 16時10分

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18日、環球時報は記事「中国人観光客、日本での1人当たり消費額が3位に転落=欧州諸国の購買力が爆発」を掲載した。中国人観光客による「爆買い」の衰退が続いている。1人当たり消費では3位となった。写真は奈良の唐招提寺を訪れる中国人観光客。

2017年8月18日、環球時報は記事「中国人観光客、日本での1人当たり消費額が3位に転落=欧州諸国の購買力が爆発」を掲載した。

日本政府観光局は16日、7月期の訪日外国人旅客数の統計(推計値)を発表した。前年同月比16.8%増の268万2000人と単月では過去最高を記録した。国別1位は中国で、今年3月以来となる首位となった。4月から6月まで首位だった韓国は2位に転落した。

一方、訪日外国人消費動向調査(平成29年4〜6月速報値)によると、1人当たり旅行支出額で1位は英国の25万1171円、2位はイタリアの23万3110円。中国は22万5485円で3位にとどまった。流行語となった「爆買い」の退潮は明らかだ。

中国人観光客の消費がショッピングから娯楽体験に移行することが期待されているが、現時点の旅行支出内訳では買い物が13万円に対し、娯楽体験はわずか4430円にとどまっている。このまま買い物額の減少が続けば日本のインバウンド業界にとっては大きな打撃になりかねないと業界関係者は懸念している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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