「慰安婦がまるでアイドル化している」韓国人教授が慰安婦像の量産に苦言=ネットが猛批判「日本人より恐ろしい」「歴史認識に問題あり」

Record China    2017年8月18日(金) 18時50分

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17日、著書『帝国の慰安婦』で慰安婦を「売春婦」と表現したことが韓国で問題視されていた世宗大の朴裕河教授が、今度は「慰安婦がアイドル化している」と指摘し批判を浴びている。写真は慰安婦問題をめぐる日韓合意の無効などを訴える人々。

2017年8月17日、著書『帝国の慰安婦』で慰安婦を「売春婦」と表現したことが韓国で問題視されていた朴裕河(パク・ユハ)世宗(セジョン)大教授が、今度は「慰安婦がアイドル化している」と指摘し批判を浴びている。韓国・ソウル経済新聞などが伝えた。

朴教授は10日、保守系団体が開いた「日本軍慰安婦問題の国際的解決方案と韓日関係の展望」とのセミナーに出席、慰安婦を象徴する少女像が韓国各地に増えている問題などを念頭に「少女像を取り巻く摩擦により慰安婦がアイドルのようになっている」と発言した。

また、「少女像の表面的な消費・量産に対する批判が必要だ」として、「(元)慰安婦支援団体に対する無批判的な支持が拡大していることも問題だ」と指摘した。

こうした問題は「根本的に慰安婦がどんな存在であったのかについて、国民的な認識がつくられない限り続く」とも指摘、「政府間の和解を越え、国民の間の和解が必要だ。長期的には、政治的で偏った教育から脱皮するための教科書の検討、次世代教育についての苦悶(くもん)が必要だ」と述べた。

朴教授は2013年に出版した『帝国の慰安婦』が元慰安婦への名誉毀損(きそん)に当たるとして起訴されたが、今年1月、一審で無罪判決を受けていた。現在、控訴審が進行中だ。

今回の発言について、韓国メディアは「著書で騒動を起こした朴教授がまた物議を醸す発言をした」といった書き方で総じて批判的に報じている。ネットユーザーからもこれに呼応するように朴教授に対するバッシングが起こり、記事のコメント欄には「韓国から出て行け」「日本人より恐ろしい」「それでも教授?ずいぶん低レベルだな」「歴史認識に問題があり。教壇から下りるべき」「民主主義は表現の自由を認めているとはいうが、ここまで言う?」と厳しい声が並ぶ。

また、「世宗大ってこの程度なの?」「世宗大の学生は感覚というものがないのかな」「世宗大はいまだにこんな人に教授をさせていて、恥ずかしくないのか」と、大学に怒りの矛先を向ける人も。

さらに、「ただ適当に騒いで注目されたいだけ?またはそれで本を1冊でも多く売ろうと思ってる?本の宣伝だとしたらお金もかからないし、なかなかいい商売方法だね」との指摘もあった。(翻訳・編集/吉金

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