2008年5月8日、中国新聞社によれば、北京オリンピック開催期間中のテロなど突発事件への対応に、中国人民解放軍オリンピック保安部隊が万全な警戒体制を敷いている。保安部隊責任者がアピールした。

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北京オリンピック保安担当責任者の田義祥（ティエン・イーシャン）氏によれば、解放軍オリンピック保安部隊は北京周辺4軍区の陸海空軍の各直属部隊からなり、戦闘機、VTOL（垂直離着陸機）、艦艇、地対空ミサイル、レーダー、対化学兵器装備などを擁しているという。

田氏によれば、東トルキスタンのテロ勢力、チベット独立派、法輪功の極端な暴力的手段による、オリンピック開催に対する妨害が想定されており、この他にも、内外の敵対勢力による危険性も想定されているという。具体的な措置としては、海上や空中の警戒強化を行い、テロ攻撃を未然に防ぐことになっていると、田氏は説明。また、過去のオリンピックでの措置も参考にし、警戒を強めることになっているという。（翻訳・編集/岡田）