「80年代生まれ」が文学界も席巻、「成功した作家」に24歳イケメン―米誌

Record China    2008年5月9日(金) 17時23分

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5日、米誌「ニューヨーク・タイムズ」が「中国で最も成功した作家」に、若干24歳のイケメン作家・郭敬明を選出した。

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2008年5月5日、米誌「ニューヨーク・タイムズ」が中国の人気作家を特集し、その記事中で「中国で最も成功した作家」に、年収140万ドル(約1億4500万円)とも言われる若干24歳のイケメン作家・郭敬明(グオ・ジンミン)を選出したことがわかった。重慶晩報の報道。

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中国では「80後」と呼ばれる80年代生まれの世代が次々に社会進出し、芸能界やスポーツ界など各界で大きな勢力となってきている。文学界もその例に漏れず、今回、「中国で最も成功した作家」に選出された郭敬明(グオ・ジンミン)をはじめ、韓寒(ハン・ハン)、張悦然(ジャン・ユエラン)など「80後」世代が売れっ子作家として台頭している。

彼ら「80後」世代は苦労を知らず、物質的にも恵まれ、外国文化を抵抗感なく受け入れてきたことから、それまでの世代とは大きく異なる価値観や行動様式を持っており、そのジェネレーション・ギャップが一種の社会現象を巻き起こしている。若干19歳で文壇に彗星のように登場した郭も、その商業主義的な創作活動から享楽的な私生活まで、一挙手一投足が注目を浴びており、1人っ子世代を代表するシンボルと化していると言える。

「ニューヨーク・タイムズ」誌の特集でも、郭の奇抜なファッションや、数々のセミヌード写真を載せたナルシスティックなブログなど、そのプライベートを特にクローズ・アップしており、作品そのものよりもそちらのほうがアメリカ人読者の興味を惹いたようだ。

●郭敬明(グオ・ジンミン)

1983年6月6日、四川省自貢市生まれ。2002年、小説「幻城」でデビュー。84万部のベストセラーとなり、一躍時代の寵児に。青春期の愛や痛み、鬱屈、孤独、やるせない怒りなどをピュアな文体で綴った文章は若い世代に絶大な人気を誇る。2003年には「フォーブス」誌「中国人長者番付」に最年少でランクイン。2007年、中国作家協会に最年少の会員として入会、賛否両論を呼ぶ。(翻訳・編集/愛玉)

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