韓国、議員の“不適切”な一言で慰安婦像除幕式が大荒れに=「本当に韓国人?」「慎重に投票するきっかけに」―韓国ネット

Record China    2017年8月17日(木) 13時30分

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17日、韓国メディアによると、韓国で行われた慰安婦少女像の除幕式で、ある議員が高高度防衛ミサイル配備についての発言をしたために会場が騒然となっていたことが分かった。写真はソウルの慰安婦少女像。

2017年8月17日、韓国・オーマイニュースなどによると、韓国で行われた慰安婦少女像の除幕式で、ある議員が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備についての発言をしたために会場が騒然となっていたことが分かった。

韓国が光復節(日本統治からの解放記念日)を迎えた15日、忠清南道・洪城郡では慰安婦少女像の除幕式が行われた。

同地域の国会議員である自由韓国党(旧セヌリ党)のホン・ムンピョ議員は式辞で「私たちはTHAAD配備に反対してはいけない。少女像は特定の人のためにあるのではなく、国と民族のためにある」と述べ、THAAD配備に賛成する立場を示した。

これに対し、参加者の一部からは反発の声が上がった。ある洪城群民は「なぜここで戦争の武器の話をするのか」と抗議し、「自由韓国党は慰安婦合意について謝罪せよ」と主張した。さらに、強まる抗議の声にホン議員が「あなたは北朝鮮人か?」と述べて対応すると、会場は大混乱に陥ったという。

ホン議員は慰安婦少女像とTHAADの関連性について「直接的な関係はない」としながらも、「当時日本に負けたのは国力の弱さが原因である。THAAD配備が実現しなければ安保が不安定になり、北朝鮮に負ける可能性があるため準備をしておかなければならない」と主張した。

しかし、ホン議員の発言に対し、参加者の多くは「平和を願う少女像の除幕式で政治的な問題に言及するのは不適切」との反応を示したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは多くのコメントが寄せられているが、その多くがホン議員に批判的なもの。コメントの中では「あきれた」「非常識。一体何を考えているのか…」「彼は本当に韓国人?日本人なのでは?」「洪城群民の募金で設置したのになぜ国会議員が手柄を横取りするの?」などが多くの共感を得ている。

そのほか「洪城群民が慎重に投票するきっかけになりますように」「一番問題なのは、そんな発言をする人を毎回国会議員に選ぶ人たち」「慰安婦合意を結び、支持した親日派の集まりである自由韓国党の議員を呼び、その式辞を聞くという洪城群民の発想が信じられない」など洪城群民側の責任を指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本

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