東京で起きた中国人留学生殺害事件、死刑判決求め母親が署名活動=秋には日本へ―中国紙

Record China    2017年8月16日(水) 12時40分

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16日、南方都市報によると、昨年11月に東京都中野区在住の中国人女子留学生が殺害された事件で、被害者の母親が殺人罪で起訴された中国籍の被告の死刑を求める署名活動を開始した。資料写真。

2017年8月16日、南方都市報によると、昨年11月に東京都中野区在住の中国人女子留学生、江歌(ジアン・ガー)さんが殺害された事件で、江さんの母親が殺人罪で起訴された中国籍の陳世峰(チェン・シーフォン)被告の死刑を求める署名活動を開始した。

江歌さんは昨年11月3日、自宅アパート前で首を刺され失血死した。シングルマザーとして江歌さんを育ててきた母親の江秋蓮(ジアン・チウリエン)さんは同紙の取材に対して「もともと娘を日本に留学させるような経済力はなかったが、家の立ち退きで資金ができた。娘は日本文化が好きで、大学で学んだのも日本語。娘が心の中で何をしたがっていたか、私にはよく分かっていた」とコメント。秋蓮さんは事件が起きて以降、食欲不振や睡眠不足が続いているとも訴えた。

記事によると、秋蓮さんは被告の死刑判決を望んでいるが、関係者からは「無期懲役も難しい」との見方が出ているという。この状況を前に秋蓮さんは今月14日、ネット上で死刑を求める署名活動を開始。支持者の数は1日足らずで14万人に達し、今後は各地の大学を訪れて署名を集める予定だ。また、11月に日本を訪問して署名活動を行う計画も立てている。(翻訳・編集/野谷

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