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英Abertay大学の研究チームはこのほど、科学研究の名目で変わったビスケットを作った。このビスケットには材料として、なんと昆虫が使われているという。
英Abertay大学の研究チームはこのほど、科学研究の名目で変わったビスケットを作った。このビスケットには材料として、なんと昆虫が使われているという。科技日報が伝えた。
同大の学生3人はコオロギを粉々にすりつぶして、ビスケットを作った。世界的な食糧不足への対策として、より持続的な食糧源を見つけるのが今回の研究の目的だ。
使用したのはタイで人工飼育したコオロギ。タンパク質が豊富だが、グルテンは含まれておらず、約1100匹のコオロギから100グラムのビスケットが作れる。コオロギの粉のほかには、通常のビスケットの原材料である卵、バター、小麦粉も加えた。
紹介によると、こうした昆虫ビスケットはとてもおいしく、他の成分を加えることでより良い食感となる。学生によると、昆虫は他の食肉資源よりも持続生存の可能性が高く、2050年に90億人に達する世界人口の食料不足を解決する切り札になりうるという。(編集NA)
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