コカ・コーラ社製品など輸入食品が不合格に=船場吉兆に続き海外ブランドに打撃―中国

Record China    2008年5月8日(木) 11時26分

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2008年5月、国家品質監督検査検疫総局は今年1月、2月の輸入食品不合格製品リストを発表。593点の商品がリストアップされたが、コカ・コーラ社、P&G社など一流メーカーの名前が並んでいる。写真はスーパーに並ぶコカ・コーラ社製品。

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2008年5月、国家品質監督検査検疫総局(質検総局)は今年1月、2月の輸入食品不合格製品リストを発表した。リストには593点の商品がリストアップされたが、コカ・コーラ社、P&G社など一流メーカーの名前が並んでいる。毎日経済新聞が伝えた。

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コカ・コーラ社の炭酸飲料からは基準値を超えた安息香酸が検出された。P&G社のポテトチップからは発がん性物質として使用が禁止されている臭素酸カリウムが検出された。同製品は今回で2度目の不合格となった。また安全性が高いとして人気を集めている海外メーカーの粉ミルクにも不合格品が出た。韓国南陽(ナミャン)乳業製粉ミルクから基準値を超えた銅が検出されている。ほかにも多数の海外メーカーの食品が不合格となっている。一部日本メーカーの製品でもしょうゆ、ソバ、魚肉ソーセージなどで不合格となっている。

質検総局は不合格製品リストと同時に「輸出入食品検査検疫管理法(草案)」を公表、検査に不合格となったメーカーには最低5万ドル(約524万円)の罰金を課すことを発表した。

中国では国産メーカーに対する不信感から海外製品に人気が集まっている。先日、日本の高級料亭・船場吉兆が食べ残しを使い回していたことが発覚し、中国でも大きな衝撃を与えたばかり。不合格製品リストは追い打ちをかけることとなり、海外メーカーの信頼性に大きな打撃を与えることになりかねない。(翻訳・編集/KT)

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