<北京五輪>「緑色五輪」に向け前進、顕著な成果も―北京市

Record China    2008年5月9日(金) 6時38分

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6日、中国国家林業局のウェブサイトによると、北京五輪の目標のひとつ「緑色五輪(エコロジー)」に向けて、緑化計画が順調に進み、黄砂対策や植林植樹など、効果が見られつつあるという。写真は北京・懐柔区。

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2008年5月6日、中国国家林業局のウェブサイトによると、北京五輪の目標のひとつ「緑色五輪(エコロジー五輪)」について、北京市内の50%を森林で覆い、市内の山岳地区・平原地区・市街地の3区域の緑化ベルト地帯の造成、及び山岳地区10haの緑化など7項目を掲げていたが、いずれも目標が達成されたと発表した。中国新聞網の報道。

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北京・天津黄砂対策工程は全国で行われている生態保護施策のひとつ。この工程は順調に進んでおり、植林植樹は防砂の役目を果たし、実際に効果を上げている。結果、北京・天津は黄砂減少地区となり、「緑色五輪」成功への基礎となっている。

北京師範大学による北京・天津黄砂対策工程評価報告によると、2005年と2001年を比較すると、工程の対象地区では森林に覆われた地域が10.5%から20.4%に上昇。土壌が風食・水食された地域も明らかに減少し、16.4%減となった。地表上の大気が含む汚染物質も減少し、15.8%減となった。自然植生植物の純一次生産力(NPP)も10.1%の増加を見せ、植物の持つ生産力が向上した。植物の増加により二酸化炭素の吸収量も10.1%の増加が見られた。(翻訳・編集/小坂)

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