神妙な顔で私のほうを指さす日本の鉄道員、「何かしてしまったのか」と思ったが…―訪日中国人

Record China    2017年8月13日(日) 17時50分

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10日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本の鉄道員の不思議な動作について紹介する記事が掲載された。資料写真。

2017年8月10日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本の鉄道員の不思議な動作について紹介する記事が掲載された。

記事は、初めて日本で電車に乗った時に作者が目にした不思議な光景について紹介。電車の運転席で運転手が、「神妙な面持ちで私のほうを指さした」のだという。作者は、「何か法に触れることでもしてしまったのだろうか」と驚いたそうだが、電車はそのまま何事もなかったかのように走り去ったという。

その後、作者は日本で何度もガラス越しに運転席で同様の動作をする運転手を見かけたという。「前方を見ていた運転手が突然、人差し指を前方に向け、何かを唱えている」様子で、まるで「何かに憑りつかれたかのよう」だと描写。数分ごとにメーターや前方に人差し指を向け、1人で何かを口走る様子は「道術を行う道士のようだ」と表現した。

後になって作者は、これが「指差喚呼」、一般には「指差し確認」と呼ばれる確認作業であることを理解したという。そして、この指差し確認が日本の安全な列車運行に大いに役立っていると紹介。特に人為的なミスを防ぐことに貢献しているという。

日本で始まった指差喚呼は、後にアジアのみならず世界中に広まり、鉄道のほか製造業や建築業、さらには旅行業でも使用されるようなり、人為的なミスの防止に役立っていると紹介。しかし、日本の鉄道員だけが「最も徹底的に」実行しており、「どうりで長期にわたって新幹線では大事故が発生しないわけだ」と感想を述べた。(翻訳・編集/山中)

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